卒業生の声(柔道整復師 前田 剛さん 仮名)
ロングインタビュー

●柔整師になるまでの経緯を教えて頂けますか
はい。柔整師になるまではサラリーマンを3年間やっていました。
大学で建築を学んだ関係で、住宅の設計をやっていました。
柔道整復師の道に興味をもったのは、学生時代からバスケをやっている関係で、接骨院や整形外科にお世話になる事が多かったからです。どうせやるなら、若いうちに転身しようと、26歳の時、柔整の学校に入りました。
3年間、昼間は接骨院で修行させて頂いて、夜間勉強していました。
31歳の時独立開業し、現在は独立して丸4年になります。
従業員は私含め5人、内3名は柔整の学生で、1名は整体師です。
●PST(無痛ゆらし療法)を学ぼうと思ったきっかけは?
PSTを知ったきっかけは、腱鞘炎の単発セミナーです。
昨年の2月にセミナーを受けて、その場で効果を実感して3月より本科を受講することにしました。
●なぜ腱鞘炎のセミナーを受けようと思ったのですか?
接骨院には腱鞘炎の方がよくいらっしゃるんですが、なかなか目に見えて改善しないのが
現実なんです。
自分自身も日々のマッサージなどで腱鞘炎になっていて、2ヶ月くらい痛かったのが、
セミナー内でのその場の施術で10の痛みが2くらいになったので
「これは効果があるな」と。
●自分で腱鞘炎の治療はしなかったんですか?
恥ずかしい話、腱鞘炎は治せなかったので、、ストレッチ程度はして現状維持が精一杯。
「痛みを取る」ということはできなかったんです。
だから、この療法に迷いなく、本科を受講して習得しようと思いました。
●本科スクールを受けてどうでしたか?
腱鞘炎での効果の実績は分かっていたので、毎回ワクワク、どういう手技があるんだろうと楽しみにしていました。
覚えたら次の日からすぐ使って行きたかったので、講習日は楽しみでしたね。

●習ったらすぐ実践で使っていた?
はい。すぐ患者さんに使って効果を得られていました。
一般的な肩こり、筋肉痛ですとか、劇的なのは寝違え、肉離れ、ねん挫は劇的に良くなりました。足首のねん挫、手首のねん挫は、今までの接骨の治療に比べると3分の1からそれ以下の日数で回復しています。
●それまでの治療方法はどんなことをしていたのですか?
それまでは、とりあえず患部に触らないというのが第一なんで、、
初期はとりあえず安静で触らない。電気を流して包帯、もしくは、テーピングで固定するのがねん挫の治療なんです。
●では“患部に直接触って良くしよう”なんていう考えはなかった?
触って痛みを取るという考えはなかったですね。
初期の離開したものは閉じる動作はするんですが、「筋肉の緊張を取る」という発想はなかったですね。
だから、最初は触って痛みを取っていく方法にビックリしました。
「触っていいんだ〜」て感覚ですよね!
習った通りに患者さんにやってみると、その場で立てるようになったりとか、
肉離れに関しては、その場でかかとが着けるようになるので、自分がビックリしてるのが
正直な所です。
今までは足首のねん挫治療が得意だったんですけど、得意と言っても治せなかったんです!今までは(笑)
ねん挫が治った後のリハビリや予防のテーピング、そういうのが得意でしたけど、
PSTの技術を覚えたことで、今では「本当の意味で治せる」ようになり、武器になってます。
回復期間は程度にもよりますが、今までは3週間から1か月半はみていたのが、
それが今では1週間くらいで良くなってます。
●本科スクールが終わった後は、どんな風に経営されているんですか?
本科スクールが終わった後は、ほとんどの治療ができるので、保険治療とは別にPSTのメニューを作って施術しています。
既存の患者さんで早い回復を望まれる方や、症状の重い方はPSTをお勧めして、実費で行っています。
「この症状には、この方法がいいですよ」と伝えています。
特に股関節の方ですね。
以前は電気をかけてストレッチ、マッサージ程度の治療でしたので、その場では、
「良くなったかな?」
という感じでしたが、また痛みを繰り返すような感じでした。
どこの接骨院でも同じだと思っていたので、その対応でいいんだと正直思っていました。
PSTの股関節の手技を習ってからは、「変形性股関節症」の方が違和感なく山登りが
出来るようになったりしています。
病院の先生からは「運動はダメですよ」って言われている方がハイキングに行けるようになって、この患者さんが一番喜んでもらってますね!
●「変形性股関節症」整形外科では難病と言われていますよね。
そうですね。「絶対歩きすぎだめですよ、立ち仕事もだめですよ」とか言われ、
色んな生活を制限されている方たちですから、回復していく喜びはとても大きいですね。
●確実にスキルアップされていますね
そうですね、結果が出ますし、実費でも納得して頂いているのでうれしい限りです。
中には「強く揉んで欲しい」という需要もあるんで、そういった方には従来通りのマッサージをスタッフにしてもらい、私自身はPSTの指の感覚を忘れたくないので「揉む」という行為はしないようにしています。
●PSTを覚えると色んな症状に対応できるようになりますが、「こういう症状は治らないの?」とか聞かれませんか?
そうなんですよ。口コミでどんどん紹介頂くんですけど、紹介で来られた方ってどんどん難しくなっていくんですよね。ハードルが高くなっていくんです。それがちょっと不安なんですけどね、、
でも、お陰様で毎日が充実しています。
「とにかく診てみましょう」と、毎日チャレンジの気持ちです。
ゆくゆくは難病や、ヘルペスや紫斑病など、接骨で対応していなかった症状も対応できるようになりたいと思います。
●PSTを身につけて一番良かったことは何ですか?
やっぱり効果が出て患者さんに喜ばれることですね。
今までは、股関節の患者さんですと、痛みが治らない、取れないと分かっていても
受け入れてマッサージやって何回も来てもらうと…
そういうのが、何と言うか…心苦しくなる部分があった。
“お金を頂いてるのに全く変化がない”
でも「また次来て下さいね」なんて言わないといけない。
●志があってこの業界に入ったわけですから、いい結果が出てこないとやっていて心苦しくなってきますよね。柔整の技術だけでは足りないんじゃないかってずっと思っていたのですか?
そうですね。
症状が回復しないものが非常に多いということです。
見習い時代も上の人たちも電気をかけてマッサージを繰り返しだったので、
「こういうものか」と思ってました。
●見習い時代に上の方に質問はしなかったのですか?
始めのうちは「ああいう症状は治るんでか?」って聞いてましたけど、
「マッサージしてればなんとかなるよ」みたいな、あやふやな返答で通っている世界ですね。「この患者さん、何とかならないのかな」とずっと思っていましたけど、自分も経験がなかったし、修業中という身だったので、あまり口は出せなかったですね。
モヤモヤする所ですね。
●最後に本科スクール受講を考えている方に一言お願い致します。
本当に痛みを取ってあげたいとか、患者さんに喜ばれたいという気持ちが少しでもある方でしたら必ず役に立ちますので勉強してほしいです。
私は本当に学んで良かったですし、この1年ですごく変わりました。
患者さんからの信頼度が全然ちがいます。
もし、この療法を学んでいなかったら先が見えなかったですね。
電気、マッサージを繰り返すことで、この先10年も20年もこのままやっていていいんだろうかと。本当に転機の年になりましたね。

今後は保険診療と実費診療をうまく絡めてやっていきたいと思います。
ねん挫なんかは画期的に良くなりますから、紹介者はすごく増えています。
新患さんはPSTの技術を施してからあきらかに増えています。
お金を投資して得た技術が実ってますし、これからもっと実らせたいと思います。
●本日は貴重なお話、ありがとうございました。
